大府市長、市議会議長、東浦町長、町議会議長、それぞれの地元県議の皆様で、警察署新設の陳情におみえになりました。この要望活動は昭和63年から始めたそうで、30年以上の長きにわたり活動されていますが、未だに実現の見込みも立っていないということで、今年度もおみえになりました。地元県議の先生方もその前の引退された先生方から受け継いだ使命とのことです。
警察署新設の要望は、この地域だけでなく副議長の地元でも声が上がっておりますが、実現に向けての壁は高く、非常に困難な状況です。ここ最近、刑法犯認知件数は減少を続けておりますが、住宅への侵入盗や自動車盗、特殊詐欺など、日々の生活を脅かす犯罪は多発しております。安全で安心して暮らせる社会の実現のために中心的役割を担うのが、地域安全の「かなめ」である警察署です。
大府市と東浦町は半田警察署と東海警察署において、市町の安全安心を守っていますが、管轄する地域の面積や人口、各市町への距離などを考えると住民の安全安心が確保できるか不安を感じる、というのが皆様からのお声でした。継続は力なりですので、根気よく陳情活動を続けることをお願いし、皆様からの悲願をしっかり受け止めてまいります、と副議長と共にお返事をさせていただきました。